Wool Worsted と Kaleidoscope で”パングハット”を編んでみました。
”パングハット”は、カナダ北部イヌイットが住む小さな町”パングナータング”に伝わるかぎ編みの帽子。
ウールできっちりと編まれた帽子は、昔はハンターの防寒具として被られていたそうで、
なるほど、とっても暖かいのであります。
今ではツーリストに人気のお土産品だそうです。
:BOTTING NET |
おじさん、かわいいです。
資料が少ないのですが、ポイントをまとめてみました。
・素材: 並太ウールを細い細編みで。
・シェイプ: トップは少しだけとんがり気味。大きめのタッセル。
・模様: 折り返しの編み込み模様はジグザグや三角、四角の連続模様など。
ちょっとアレンジを加えましたが、今回のジャーナルです。
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今回、配色糸には、1玉で数色のグラデーションが現れるKaleidoscope-カレイドスコープを使いました。
少しずつ変わるカラーや、Wool Worsted との素材感の違いも楽しめましたヨ。
【針サイズ】3.5mm(US E4 / 日本6号)←標準サイズより細い針を使います
模様以外のパターンはこちらをお借りしました。
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ちょっと解説
[ トップ~ ]
細編み10目の「わ」の作り目からスタートし、2周に1度、10目ずつ増やしていきます。
周の終わりは「引抜編み+立ち上げ」をしません。
そのまま細編みで、ぐるぐると渦を巻くように編んでいきますので、編み始めや編み終わり、自分の分かり易い所にマーカーを付けましょう。
1周め:作り目で編んだ細編みの各目に細編みを2目ずつ編みます(周を編み終えた時の合計は20目)
2周め:増し目なし。
3周め:2目に1回、増し目をします。(合計30目)
4周め:増し目なし。
5周め:3目に1回、増し目をします(合計40目)
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このマナーで、合計130目まで増やします。
パターン通りに編むと、増し目の位置が縦に並ぶので、「円」ではなく、「10角形」になります。
Joel さんの模様パターン#4か#6を使いたい場合は、128目にする必要がありますので、2目減らします。
*指定のテンションは「1インチ(約2.5cm)=6目」となっていますが、 私は少し大きくなってしまったのと、自分の頭のサイズに合わせて120目で止めました。
増し目が終わったら、あとはひたすら真っ直ぐに、耳が隠れるくらいまで編みます。
[ 折り返し/模様編み]
耳が隠れるくらいまで編んだら、編地の向きを変えます。
ここでもやはり「マーカーしてね」とありますね。
まずベースカラーだけで2周編みます。
編み込み模様を編みます。
*私は目数を変えてしまったため、模様は方眼紙に色を塗って自作しました。
最後にベースカラーで2周編みます。
折り返しのラインに引抜編みします。
*私はこれをせず、最後の2周を、また編地の向きを変えて細編みしただけ。
[ 仕上げ ]
コードとタッセルを作って取り付けます。
コードは Monk’s cord,(モンクスコード)crochet chain(鎖編み), braid(ブレード)、など。
とあります。
*モンクスコード、、、気になりますが、私は三つ編みしただけ。
なんとか完成。
色んな色で編んでみたくなります。皆さんも是非。
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商品ページのご案内です。
素朴な素材感がPangにちょうどいいベーシック並太ウール
その名の通り、ずっと見ていたくなる「万華鏡」のようなカラーグラデーション
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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