ラッチフッキングでチェアパッドを作ってみました。
並太糸2本どりでふかふかです
専用ツールでメッシュキャンバスに糸を結んでいくラッチフッキングは、
さまざまな素材の毛糸や、裂き布糸、Tシャツヤーンなども使えて、
余り糸の活用にもおすすめです。
また、1枚のキャンバスに、違う素材の糸を組み合わせたり、長さを変えたりして、抽象画のような表現もできます。
ウォールハンギング・タペストリーなどに仕上げてお部屋に飾るのも良いですね。
今回は、実用的なチェアパッド。
材料や手順などをまとめましたので、よろしければご参考ください。
出来上がりサイズ
約40cmx40cm
材料
- ツバイガルト・ラグキャンバス3.75メッシュ(24"x30")1枚(終了しました)
- 代替え品(36"x60")
- ラッチフックラグ・バインディングテープ1個
- 毛糸:スーパーセーバー:ソリッド (各色の分量は下記)
- 手縫い糸(綿糸・太口)
道具
- 作図用PCソフト(イラストレーター、表計算ソフトなど)*作品によっては無くてもできます。
- ワンダーアート・ベントラッチフック
- 糸を揃えて切るための厚紙
- ハサミ
- 手縫い針
毛糸の配置と各色の分量
*写真は夜の室内、赤っぽい照明の中で撮影しています。実際の色と異なる場合がありますので、予めご了承ください。
プロジェクトジャーナル
1.作図
ラフスケッチでサイズやデザインを決めたら、PCソフトでマス目の下絵を作ります。
ツバイガルトラグキャンバスの青いガイド線に合わせ、10マスx10マスを太線にしました。
ガイド線は間違い防止に役立ちます。
下絵をしっかり描くと、ラッチフッキングをする時、何も考えずに作業だけに没頭できますが、やり方は自由です。
絵によっては、方眼紙にフリーハンドで描いてもできます。
また、下絵を描かずに、毛糸を並べ、ランダムに頭の中のイメージを毛糸で描いていったりするのも楽しいかもしれません。
自分にあった方法でクリエイトできるのが、ラッチフッキングの良いところ。
2.ラグキャンバスをカットする
出来上がりサイズ+周りを4マスくらいずつ多くとり、ハサミでカットします。
3.毛糸の準備
厚紙を切り、糸巻きボードを作ります。
これに毛糸を巻いて切ります。
今回は、幅4cmのボードで、ラッチフッキングをした後の毛足の長さは2cm位になりました。
巻きの強さやラッチフッキングの状態などに個人差があると思いますので、実際に試して、好みの長さになるよう厚紙の幅を決めてください。
4.ラッチフッキング!
さあ、いよいよラッチフッキング!
- ラッチの下に糸を掛け、2等分に折ります。
- 図のようにキャンバスに挿入します。
- ラッチとフックの間に糸を置き、ツールを手前に引いてラッチを閉じます。
- ツールを引きながら糸を離し、穴から抜いて結び目を完成させます。
- 糸端が揃うように結び目を締めます。
*図は毛糸1本ですが、今回は2本使いました。
あとはひたすら図案の通りラッチフッキング・・・
作業は左下の角から右に向かって、下から上へ1段ずつ行うとスムーズです。
(左利きの方は逆かな?)
5.端の処理
ラッチフッキングが終わったら、キャンバスの端のほつれ止めの処理をします。
(タペストリーなど、裏を触らないようなものの場合は、テープを使わずに、メッシュの端を裏に折って、糸でかがるだけでも大丈夫です。)
キャンバスの端を裏に折り、バインディングテープを被せて、テープの外側と内側の端を縫います。「返し縫い」が安心です。
このとき、表側の毛糸に影響しないよう、気を付けます。
角の折り方など、インスタグラムに動画をアップしましたので、ご参考ください。
はい、完成!
貴方の感性の爆発に、
編み物の休憩に、
暇つぶしにもw
お役に立てたら幸いです☺
商品詳細ページのご案内
ツバイガルト・ラグキャンバス3.75メッシュ(24"x30")
*終了しました(代替え36"x60")