個人でできることはやったつもりでいても
ちっともこころの穴が埋まらないのです。。。
それでも糸を買ってくださるお客様がいて
チカディーはとっても励まされています。
お客様それぞれ色んな想いがあると思います。
でも、どんな理由であれ、編物や手芸というものを求めているかたが
今の日本に少しでもいてくださる。。というのは本当にうれしいことです。
なんとなく「ん。ニッポン大丈夫」と思えてしまうのです。
と同時に「わたしはただの糸屋さ~」ということを自覚でき
そう思うことで穴が半分くらい埋まったような気がします。
今日は「ただの糸屋」としてこんなお話。。。
はい。「江ノ電すずめ」
ご存知ないかたのために・・・
江ノ電・江ノ島駅、売店前のすずめちゃんたちです。
このスズメが乗ったポールは、全国的にあるものかどうか
分かりませんが、首都圏では公園や学校などでも
よく見かけるもので、いわゆる公共物。
クリスマスにはクリスマスカラー、
紫陽花の季節には紫陽花カラーにお着替えします。
今は・・そう!桜カラーなのです!
調べたところ、以前江ノ島駅売店で働いていた女性が
季節が変わるごとに編んであげてるそうなんです。
きっかけは、ある冬の日
「寒そうだから」 と。
その女性、お年を召され、今は退職されたのですが
「手が動くうちはずっと編んであげたい」と
その後もずっと編んであげてるそうなんです。
2年くらい前、江ノ電がこの女性に感謝状を渡す表彰式を行い、
ちょっとしたニュースになりました。
残念ながらその日は行けませんでしたが
いつかお会いしたいYarn Bomber のひとりです。
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